海外在住者は日本国内の航空券が安い!一時帰国中に使ってみたい制度①
まだ使ったことがないけど、海外在住者だからこそ使えるサービス。次の一時帰国でぜひ使ってみたいもののひとつを紹介します。
海外在住者が日本に旅行するときに、日本国内の航空券が安く買えるサービス!私の場合は、夫の出身が東京、私の出身が九州のため、私の実家に帰ることもこの制度を使えば安くすむかも、と思っています。JAL/ANAそれぞれに条件があるようです。
1.JAL
4つのコース
JALは表のかたちで条件がまとめられており、主に4つのコースがあります。
①Oneworld Yokoso Visit Tohoku Fare(例:羽田⇔青森 片道5,000円)
②Oneworld Yokoso Visit Japan Fare (例:JAL国内全路線 片道10,000円)
③Welcome to Japan Fare (例:JAL国内全路線 往復26,000円。2区間から)
④Okinawa Island Pass (例:沖縄県内の路線 那覇⇔宮古島 往復18,000円。2区間から)
コース別条件
①②は海外⇔日本をワンワールド航空会社を使用した場合の割引、③④は海外⇔日本の航空会社は問わないようです。バンコク⇔東京往復をJAL使用した場合、青森に片道5,000円で行けたり、沖縄にでも片道10,000円で行けるということ・・・!お得!
期間
ただし、特にお得な①②④の場合は期間に条件があり、直近使用不可の期間は、2017年の8/4~8/16, 12/23~1/3、2018年の 3/16~3/31となっています。お盆や年末年始など、長期休暇をとりやすい日程は使えないようになっている。うまくいかないものですね。タイ在住者にとって使用しやすいのは、やはり長期休暇がとりやすく、使用不可の時期ではないソンクラン(4月)でしょうか。
感想
私の家の場合は、来年まで会社から一時帰国旅費が出ないので、今年中に一時帰国するとしたらAirasiaやScootなどのLCCを使う可能性大。そうすると③の制度しか使えませんが、例えば東京⇔福岡往復26,000円では特に安くないですね。早割のほうが安い。
来年会社の旅費で一時帰国できる場合は、バンコク⇔東京にJALを使って、上記の制度を使っての国内旅行を考えようかと思います笑。それが一番お得な気がする!来年のソンクランかなぁ。
2. ANA
ANAのほうはVisit Japanというサービスだそうです。
コースは1つのみ
こちらはJALほど複雑ではなく、1コースのみ。2フライトからで、1フライト日本国内全国問わず:13,000円のようです(税別)。最低2フライト〜で26,000円なので、JALの上記③と同額。ここで拮抗しているんですね。JALと違って、どの海外⇔国内の航空会社はANAやスターアライアンスに限らないようです。
期間
こちらもJAL同様、期間にしばりがあります。使用不可は2017年3月26日〜3月31日、7月1日〜8月31日、12月1日〜1月5日、2018年3月1日〜3月31日、2018年7月1日〜8月31日のようです。7-8月は丸々不可だったり、12月も丸々不可だったり、全体的にJALより厳しい!JALはどちらかというとお盆、年末年始ピンポイントな期間でした。
感想
航空券の価格があがる時期はほとんど使用不可期間外だし、東京⇔沖縄往復とかではない限り、あまりお得ではないかも。。早割と比較して、国内在住者に比べてもうひとつオプションがある、くらいのイメージでしょうか。
3.まとめ
海外在住者が使用できる、日本国内の航空券が安く購入できる制度ですが、JAL vs ANAで言えば、JALの圧勝かと思います。他社を使用して海外⇔日本を行き来した場合は、JAL, ANAとも値段は同額、JALのほうが使用期間が長いのでかろうじてJALが使いやすい。ただそれほどお得でもないので、早割等と比較する必要がある。海外⇔日本をJALを使用した場合は、JALの圧勝で安いですね。沖縄片道一万円で行ってみたい!
やっぱり私の考えるバンコク在住者のベストお得案は、4月のソンクランの長期休み(サービス使用対象期間)に、会社の帰国旅費でバンコク⇔東京をJAL便で帰って、JALのOneworld Yokoso Visit Japanの制度を使って片道10,000円で北海道や沖縄に行く。かもしれません笑。